能登里山クラブ 岩穴」は七尾市中島町河内の岩穴家を中心に、里山を愛好する人々が立ち上げたクラブです。

各々のメンバーは里山の伝統的文化を継承しつつ 、魅力溢れる里山ライフを創造するために頑張っています。

2014年8月5日火曜日

ムスリム 古民家で礼拝


ムスリムが古民家岩穴にやってくる!(3)  礼拝に関して

礼拝に関する注意点


  ・礼拝の場所を決める。



  ・身体を清める(小浄)。



  ・人に見せないように肌を衣服で覆う。

  ・礼拝の時間
        夜明け前、正午、午後、日没、夜の一日5回行うが、昼間の二回の礼拝の時間を確保する。

  ・聖地マッカのカーバ神殿の方向を向いて行う。

旅行時の特別ルール
 居住地から100㎞以上離れた旅行の場合には昼間二回行っている礼拝を一回にまとめて行うことができる。



古民家岩穴では「午後の礼拝」を広い座敷(日本間)で行いました。



①礼拝の準備



身体の清めは浴室付属の洗面設備でお願いしました。





 
②礼拝


礼拝の方向はギブラコンパスで確認したところ、北西の方向でした。(現在ではスマホのアプリで簡単に方向が分かるそうです)







礼拝時間は20分間程でしょうか、静寂で厳かな時間が過ぎていきます。イスラムの敬虔な祈りを初めて見て感動を覚えました。




疑問:
イスラム教では偶像崇拝をしないので、ムスリムの旅行では神社仏閣を観光しません。浄土真宗では各家に大きな仏壇とご本尊様があります。これらを偶像と見なした場合、仏壇のある座敷では礼拝できないのではないか?





一日五回の礼拝を欠かさないムスリムにとって、大きな仏間、仏壇、ご本尊様は篤い信仰心の現われと映るようです。お祈りの方向に仏壇がなければ問題はないということです。能登半島の人々の篤い信仰心には共感と安堵を覚えるそうです。


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