能登里山クラブ 岩穴」は七尾市中島町河内の岩穴家を中心に、里山を愛好する人々が立ち上げたクラブです。

各々のメンバーは里山の伝統的文化を継承しつつ 、魅力溢れる里山ライフを創造するために頑張っています。

2016年5月26日木曜日

300年以上、絶えずに燃え続ける囲炉裏の火「火様」をランプで継承

中屋家で先祖代々守ってきた「火様」

岩穴集落の中屋家では、囲炉裏の火を「火様」と敬い、先祖代々300年以上にわたって絶やさずに守ってきました。今は中屋好子さん(82歳)が一人で「火様」を消さずに守っています。



北國新聞 平成27年7月17日付

「火様」は能登半島に伝わる囲炉裏の火を守り続ける風習です。
半世紀前までは岩穴集落の全戸の囲炉裏で火が燃え続けていて、消えた場合は互いにやり取りしていました。しかし、この風習は次第に廃れ、中屋家だけが続けてきたのです。



「古民家 岩穴」でオイルランプを用いて「火様」を継承

平成28年5月、中屋好子さんが入院することになりました。中屋家は岩穴家のお隣です。好子さんが入院している間、種火を一時預かることになりました。






古民家で「安心安全に火を燃やし続ける」ためには工夫が必要です。最長2週間灯し続けることができるオイルランプを特注し、薪ストーブの中で燃やすことにしました。








北國新聞の方が取材に見えました。以下はその記事です。




北國新聞 平成28年5月25日付







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